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カサンドラ症候群

カサンドラ症候群


カサンドラ症候群

身近な人がアスペルガーだったら
(角川新書) 新書 – 2018/10/6
岡田 尊司 (著)

赤羽さんの是非読んでおく「おすすめ本18冊」の1冊

カサンドラ症候群とは何だろう?と思って読んだ。
私は離婚前カサンドラ症候群かもしれなかったと、
うすうす感じていたが、しっかり当てはまっていた。

そして、主人を直そうとしても治らないのだ。
特に私のような不安型愛着障害の場合は、
愛情を求めるのでアスペルガーとの相性は最悪だった。

実例として色々な例がある。
素晴らしい実験や事業を立ち上げていく人は
可集中できるアスペルガーである事が多い。

この人たちのお陰で色々な発見や進化があるけれど、
天才だからと言って人格者であることではない。
むしろ、相手を思いやれない人格障害者であることが多い。

悪妻を持ったソクラテス。
カサンドラ症候群になって悪妻化するしかなかった妻。
鶏が先?卵が先?

哲学者になりたかったら悪妻を娶れいと言っていたが、
悪妻製造機になるくらいのアスペルガーは哲学者に成れる

それでも、その距離感をもって安全基地に成れれば
二人の関係は保てるだのだ。

自分がどっちの愛着障害なのかをしっかり学びなおして
自分の愛着を安定させることが、カサンドラ症候群にならず、
共感性の低いアスペルガーとの関係を客観視することも必要。

どうして出来ない!という言葉は、初めから出来ないのだへ
出来ない相手に強要していく事が関係性を悪化させる。
私だって、出来ない事がたくさんある。

人は出来ないところを埋めあって完成していくけれど、
自分が苦しくなる前にこの本を読んでくれればいいなあと
思っている。無理して埋めなくていい事もあるから。

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