ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく
堀江 貴文 (著)
赤羽さんの「12月お勧めの3冊」の1冊
ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく
堀江 貴文 (著)
赤羽さんの「12月お勧めの3冊」の1冊
ただ仕事をしたい若者だったと赤羽さんは言ったので
手に取って読んでみた。
何もかも無くしてゼロになったからこそ
過去をしっかり振り返り、前を向いて進んでいく。
0から1へシフトすることが大切なのだ。
諸行無常を表現している。
その1を足してそして掛けていく。
ホリエモンといまだに呼ばれているのは、
テレビで見た傍若無人な強いスター性だと感じる。
実の父親はテレビで、
「あの子は、信長の生まれ変わりだから」と言っていた。
強いが本能寺、つまり裏切りをも伝えたのを思い出す。
毒親度も最強の過干渉であり、鉄壁の恐妻母親である。
その中でギリギリの自由を見つけながら生きている。
東大に合格した彼は勉強とは大人を説得するツールだと言う。
その彼の睡眠時間は8時間。10時間の事もある。
起きている時間に集中して仕事を片付ける。
「仕事の質=集中✕時間」
「死を忘れる為に働き
死を忘れる為に全力疾走し
死を打ち消す為に、生を充実させていた」
刹那的だが、ホリエモンはもっともっと働きたかったのだ。
だが、自分を分かってもらう事を怠っていたと反省している。
情報もまた、未来を知るには必須である。
質✕量✕スピードだ。
悩む(感情的)無駄は、考える(前向き)と自立していける。
思考停止(悩む)すると、思考停止して不自由になる。
自由とは心の問題であり、そこに責任を伴う。
自分の時間を生きたいのか?
他人の時間を生かされるのか?
どっちも選ぶことが出来るけれど、私は自分の時間がいいな。
大人になったら働くことが
自由を手に入れる為に唯一の手段だと言う。
「働いていれば、ひとりにならずにすむ。
誰かとつながり、社会とつながる事が出来る。
自分が生きていいる事を完成し人としての尊厳を取り戻す」
私の生涯現役を目指す意義がここに集約していると思う。
仕事に没頭し、自分の手でマイルールを作り達成する。
やらされ感から解放され自分からやる仕事へ変えていこう。
そうそう、この時期から
ホリエモンは「お金」〈「信用」と、言っている。
確かに人と人のつながりはお金では計れない。
お金が不透明でまさに彼が書いた時代が今来ているのだろう。